チェンマイで生き残る術。笑

サワディーカップ。

今日のチェンマイの天気は大荒れ。

台風第一号の影響で、一日中雨が降っています。

日本の天気はいかがでしょうか、寒いですか？

さて、今日はタイの文化を紹介したいと思っていますが、

他の人やみんなが知っているような文化を紹介してもつまらないので、

ちょっと変わった文化を紹介したいと思います。

それは、

ワイロ文化です。笑

そうなんです。

タイって微笑みの国だけど、

ちょいちょい黒いんです。笑

どんだけワイロ文化かというと、

基本手続きにはワイロが有効です。

ワイロがないと事実上不可能な手続きもあります。

役所に朝から並んで、夜にやっと終わるような手続きも、

ワイロ次第で速攻終わったりします。笑

警察もどっぷりワイロです。

違反は基本ワイロで解決します。

だからタイの人は基本無免許です。

捕まっても、ワイロを払えば見逃してくれるから。

飲酒運転も厳しく取り締まっていますが、

ワイロでなんとかできます。笑

でも、ここから思うことは、

公務員であれ、

国のため、行政のためって就職したとはいえ、

結局は自分には関係ない精神が強いんです。

ノーヘルでバイクに乗ってる人を見つけたって、

捕まえようが見逃そうが自分には関係なんです。

日本ではノルマとかあるのかもしれませんが、

仕事に忠実な日本人はともかく、

タイ人はそんなことはないため、

捕まえて切符を切る手間を考えたら、

そこでワイロと称し小遣いを稼いだ方が圧倒的に自分のためになるから

みんなそうするんです。笑

なんか、理にかなってるっちゃかなってるっていうか、

そりゃワイロもらっていいならもらうわなって話です。笑

まあ、ワイロっていうか感覚的にはチップですよね。

でもこれを公務員がやっているってのが凄い。

事実、タイ人の一人当たりのタスクをこなす能力は、

日本人と比べたら1/3ほどです。

どの店やオフィスにも3倍の人がいます。

ガラッガラなホームセンターなんて、

圧倒的に客の数より通路に立ってる店員の方が多いです。笑

でも、タイ人の良いところって、仕事は単に生活のための手段って

完全にはっきりと思っているところです。

だから、辞めたくなったら辞めるし、

給料に見合った仕事しかしません。

ワイロをもらわなきゃ別に急がないし、

逆にワイロをもらったら頑張る。

本来の働く姿勢なのではないかとふと思うときがあります。

日本人の仕事に対する姿勢は、

こなすタスクの量や質、ホスピタリティや労働時間は世界最高レベルかもしれません。

でも、家族や遊び、心の余裕などを考えると、

その日本人の姿勢が正解とはいえないでしょう。

もちろん、タイ人の働く姿勢が正解といっているわけではありません。

私が言いたいのは、

みんなもう少しテキトーで良いんじゃない？ってことです。

だって、日本の会社って辞めたくても辞めさせてくれないんでしょ？笑

私の友人がまさに今、その状況に陥ってます。

「理想を並べてるだけで達成なんてできない」

とか

「まず独立してから辞めなさい。学生気分なんだよ」

とか言われたみたいです。

余計なお世話すぎる。笑

みんながやりたいことできないから、

やりたいことをやろうとする人を叩くのが日本だと思ってます。

誰も応援しない。

「働き方改革」

本当の意味で日本の働き方が改革されるのはいつになるのでしょうか。

残業代で生計を立てている人にとっては、

無意味に残業を禁止するのは

死刑宣告同然だと思いませんか？

日本は何か、大事なことを忘れていっているような気がします。

みなさんも新年を機に、考えて見てください。

「あれ、俺ってなんのために働いているんだろう」

「私、何がしたかったんだっけ」

余計なお世話でしたら、すみません。

さて、また床屋でも行きますか！

では！