留年した上に内定蹴ってチェンマイ来た

海外放浪をした結果、大学を留年し、その上で内定をすべて蹴ってタイに来た23歳のブログ。

ノイズの話。

サワディーカップ

 

空気が悪いと話題になっているチェンマイ

実際のところ、景色はすこぶる悪いです。

常に靄が掛かっている感じで、今にもゾンビが現れそうな雰囲気です。笑

 

チェンマイにいる人たちは揃って高機能マスクをし始め、

外出を控えている様です。

そしてみんな、

「だるい」「喉が痛い」

と嘆いています。

 

 

前までなら簡単に周りに流され不安になっていたであろう自分ですが、

この前のラオス旅行の件もあり、

自分で調べて自分で体感するまでは信じない様になりました。

 

実際のところ、将来的には分かりませんが、

今は何の健康被害もなく、ムエタイのレッスンも問題なく出来ています。

ちょっとみんな敏感になり過ぎている様な気もしますが。

 

私からすればこの空気よりも

タイ人がえげつない量使う味の素やトランス脂肪酸の方が心配です。笑

 

 

とはいえ、周りが気にすることは気になってしまうのが人間。

 

SNSでは揃いに揃ってPM2.5予報のスクショを投稿し、

マスクをしていないとヤバいやつ扱いです。笑

 

 

さて、今日はこの話繋がりで、

周りの「ノイズ」について書きたいと思います。

 

「ノイズ」。

それは生きていく上で常につきまとうものです。

 

そしてそれが一番、生きていく上で邪魔になるものだと思っています。

 

例えば。

何かをしたい時に決まって飛んでくる

「えー、やめときなよ」

「それやったことあるけどオススメしないよ」

などのノイズ。

 

はたまた、

「大学行くのは当たり前」

「就職するのは当たり前」

といった世間一般の常識も、

時としてノイズになり得るものです。

 

 ノイズは一見、アドバイスの様に聞こえますが、

全く異なるものだと思っています。

 

なぜなら、ノイズには発言者の責任が伴わないから。

この”責任”が伴うのがアドバイスだと思っています。

 

例えば、

「こうした方がいいよ!」

というアドバイスを他人にして、その他人が上手くいかなかった時、

アドバイスをした人のせいにされる可能性があります。

 

「こうしろって言われたからこうしたのに!」

って。

 

でもノイズにしておけば、

人は言いたいことを言えた上に、責任を取らずに済むんです。

 

よく経営者の方が口を揃えて、

「最初はみんなやめろ、狂ってるって言うね」

っておっしゃります。

 

何か新しいこと、人と違ったこと、無謀な挑戦に挑む時、

周りの人は応援してそうで、していないことが多いんです。

 

皆さんも思い返せば経験したことがあると思います。

 

人によっては無責任な応援すらも、

時としてノイズになり得るでしょう。

 

このノイズは日常のありとあらゆる所に発生します。

そしてそれらをシャットアウトすることを、私たちは苦手としています。

 

ではどうすればノイズをシャットアウトできるのでしょうか。

私なりにこのチェンマイでの3ヶ月で得た経験を元に考えてみました。

 

 

①誰にも相談しない

 

これは一番簡単そうで、でもついついしてしまうことです。

何かあったり、不安があると話してしまいたくなるのが人間。

何かを言ってもらって安心したくなるのでしょう。

 

でも、誰かに話したり、SNSで情報収集をすればするほど

ノイズは入ってきます。

 

自分で問題解決をすること、自分で準備や調査をすることは

強く生きて行く上では必ず求められるスキルです。

 

「人の話を聞く」事を、私たちは大事にしすぎているのかもしれないです。

 

 

②圧倒的自信をつける

 

結局ノイズが気になる時は、自分に、又は自分のプランに自信が無い時です。

自信があれば、成功する確信があれば、

どんなノイズだって全く気になりません。

これは私がこの3ヶ月で一番実感した事です。

 

自分が全力で取り組んでいないと

”不安”という隙ができて

そこにノイズが入り込んできます。

 

自信をつけるのは

勉強であったり、経験であったり、訓練であったり、準備であったり、

自分の努力次第でつけられると思っています。

 

怒られて、反省して、褒められる事が自信になる事もあります。

 

逆に行動しないと一生自信なんかつかないと思います。

 

 

③自分で確かめる

 

これは私がチェンマイに来てとても勉強させられた事です。

どんなにいい他人の経験談も、所詮は他人の経験。

それは時にものすごく助けになることもあるかもしれませんが、

まずは自分で確かめる事が大切だと実感しています。

 

今は何でもGoogleに聞けばそれなりの答えが返って来ます。

 

そんな時代だからこそ、

自分でやってみて、

自分で確かめてみて

初めて分かる事実も沢山あります。

 

でもノイズがそれを邪魔します。

 

「自分で確かめること」。

 

簡単な様で、意外と難しかったり勇気が必要なことです。

 

でもそれは必ず自信に繋がります。

 

 

 

ごちゃごちゃと書きましたが、

要はノイズが気になっているうちは

まだスタートラインにすら立っていないということだと私は考えています。

 

本当に強い人は、ノイズにも強いです。

 

そして何より、周りにあれこれ言われて諦めたり、

不安がってるのって情けないっていうか、

格好良くないです。

だったら何も挑戦しようとしない方がマシです。

 

私もこれまで散々ノイズに振り回され、

その度にダニーさんに

「カッコ悪いぞ。だったらやめろ」

と言われて来ました。

 

でも、わかります。

ノイズってどうしても耳に入ってくるんですよね。

 

時には爆発的な行動力も必要だけど、

落ち着いて一歩ずつ。

 

何かに挑戦しようとしている人は

諦めずに挑んでください。

 

 

 

最後に決めるのは自分です。